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イマージョン教育への挑戦 - ワイズプリスクール



「新年もちつき会」での出来事


1月11日金曜日、YPKで初めての「新年もちつき会」を開きました。

7月のBBQパーティー、11月のいも煮会、そして1月の新年もちつき会と、YPKでは、年に3回、保護者さま方と外国人教師たちが親睦を深めるための場を設けております。

通常、一般的な幼稚園や保育園では当然のようになされている保護者と保育者(教師)との親密なコミュニケーションが、当スクールのような英語イマージョンスクールの場合、ことばという障壁によって、相互に隔たりが生じてしまいがちです。

もちろん、日々、保護者さまと外国人教師の間を取り持つのが日本人保育士・スタッフの役目なのですが、そのような隔たりを少しでも取り除くことに時間と場所を提供するのは、スクールとして当然の義務であり、サービスであると考えております。

お母さま方を対象とした英会話教室(現在は週1回のみ開講)も、同様のねらいからスタートいたしました。少しでもご自身の英語に自信をつけて、お子さまの成長や子育てについて、外国人教師たちと意見を交わしていただきたいと願っております。

当スクールでは、ご家庭での「英語子育て」につきましては、ご家庭での英語の使用がご負担なような場合、敢えて強くお勧めはいたしておりません。

しかし、保護者さまがご自身で努力され、英語力のブラッシュアップを続けてくださるなら、ぜひご家庭でも、どんどん子どもたちと英語を使っていただきたいと思っております。

子どもにまかせるばかりではなく、大人が率先して、片言ながらも外国人とコミュニケーションをとろうと努力する姿を子どもたちに見せるということは、ご家庭での教育上とても大切なことだと思います。

「お母さんが頑張っているから、私も頑張ろう」と勇気付けられるでしょうし、「お母さん、すごいな。私もああなりたいな」と憧れ、目標を見出すことでしょう。はたまた、「お母さんの英語、めちゃくちゃだったけど、先生に通じていたな。あんな風でいいんだ」などと、返って自信を付けてしまうかもしれません(笑)。

そして、何よりも、子どもは自分一人が家庭の中で英語を解する人間であるという「孤独」(ときには「優越」かもしれませんが)を感じることがなくなるでしょう。

ワイズは、比較的行事が多いスクールです。保護者さま方は、月に1回程度の割合で、何らかの行事で来園されたり、みんなで一緒に遠足に出掛けたりします。

5月の遠足、7月のBBQ、9月の遠足、そして運動会やハロウィンを経て、11月のいも煮会・・・と回数を重ねる度に、少しずつ、外国人教師たちと保護者さま方が交流する場面が見られるようになってきました。

そこで話は、最初の「新年もちつき会」に戻ります。

子どもたちの食事が始まり、お母さま方や先生方もホッと一段落したところで、N.S.ちゃんのお母さまが、ティム先生としばらくお話なさっていらっしゃる姿を拝見しました。

きっと、今日のおもちが話題だったことでしょう。このように、お母さまの中に、積極的に外国人教師たちと関わって、コミュニケーションを持とうと努力してくださる方々が増えてきてくださっていることに、本当に嬉しくなりました。

ちなみにN.S.ちゃんのお母さまは、毎週金曜日の英会話教室に、ほとんどお休みせず通っていらっしゃいます。このことも、N.S.ちゃんのお母さまの力につながっているのだろうな、と思いました。

今後とも、保護者さま方が外国人教師たちと交流を深められる場面を整え、さらに、子どもたちのためにも、大人が子どもの前で英語を話している姿を子どもたちに見せられる機会をできる限り多く持てるようにしていきたいと思います。
by ysdirector2005 | 2008-01-11 23:21 | ビジネス
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YPK/YIS 代表日記

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