イマージョン教育への挑戦 - ワイズプリスクール



カテゴリ:ワイズイマージョン研究所( 3 )


日本の童謡を英語で歌う


今回の第3回アニューアルコンサートで、園児たちは「チューリップ」を歌いました。

「チューリップ」はご存知のとおり、日本人なら誰もが知っている有名な童謡です。この童謡を、YPK園児たちは、英語と日本語の両方で上手に歌ってくれました。

コンサートの少し前、3月3日の「ひなまつり茶会」のときは、お招きした三浦先生の前で、「うれしいひなまつり」を歌いました。

さらにその前のことですが、2月の絵本テーマが「ももたろう(The Magic Peach)」でしたので、このときも「ももたろうさん」を英語で覚えました。

YPKでは、英語生活をするお子さまが、いわゆる日本の幼稚園で歌われる童謡や手遊び歌、あるいは「あっちむいてホイ」や「はないちもんめ」などの遊びを経験しないまま小学生を迎えてしまう、ということがないように、週に必ず1クラスは、保育士(幼稚園教諭)と一緒に日本語での歌や遊びの時間を設けております。

「チュ-リップ」の導入に際しては、子どもたちの中にはこの有名な歌を最後まで歌えない子ども(ロンパー・キンダー)も数名おりました。

ゆうこ先生と日本語で歌いながら、同時にジーナ先生と一緒に英語でも歌う練習をしました。子どもたちは、何の負荷意識もないままに、あっという間にこの歌を英語と日本語の両言語で覚えてしまいました。

それでは率直に、日本語の歌をわざわざ英語に直して、更に学習するという意味は何であろうとお考えになることでしょう。

それは、文化の学習目的というよりは、むしろ言語の習得目的であると言えるかと思います。

すなわち、日本語(母語)の歌を英語で歌った場合、子どもたちの頭の中で、歌のコンセプトがより明確にイメージできる、という利点があるということが指摘できると思います。

ひいては、リリック(歌詞)をボキャブラリーとして習得しようというねらいもあります。

今週末、YPKの第1回卒園式では、園児全員で "Nagori yuki"(なごり雪)を歌い、卒園児さんたちをお送りする予定です。

ちょっと大人な(?)歌詞ですが、ロンパーさんの中にはすでに覚えてしまった子も!当日は、式に参列くださるご父兄にも、一緒に歌っていただこうと思っております。

日本語の時にはない「新鮮さ」も、感じていただけるのではないかと思います。
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by ysdirector2005 | 2008-03-12 19:26 | ワイズイマージョン研究所

英語イマージョンは日英両語へのモチベーションを上げる


表題は、英語イマージョンという教育法を採用する時、メリットの一つとして取り上げられることが多いと思います。

実際、加藤学園やぐんま国際アカデミーを訪問させていただいた時、現場の先生方から直接お伺いする特長の一つに挙げられています。

私も、実際の子どもたちの成長から、これは真実であると考えています。

小学校英語教育必修化の議論の中、反対論者たちの間で「日本人なんだからまず国語力の養成を」と、国語教育を優先させよという意見は根強いです。

これに対しては、小学校英語の賛成論者の先生方が、あらゆるところで何度も何度もおっしゃっているとおり、「英語教育が日本語や日本文化を軽視するものでは決してない」というのは全くそのとおりだと思います。

じつは、私個人としては、この小学校英語教育必修化のあり方についても、賛成一辺倒とは申し上げにくいのですが、この議論はまた別の機会に取り上げられればと思います。


すなわち、イマージョン・・・別に英語である必要はなく、二つ(以上)の言語に浸る(イマース)・・・環境下にある子どもは、モノリンガルな環境下の子どもに比べ、言語そのものに対する興味関心がより深い。


AKのK.U.くん(3才)のお母さまが昨日のノートでこのようにお書きになっています。(ちなみに、K.U.くんは、2月からAKにご入園で、4月からはYPKに転コースなさいます。)

「家庭の中で英語が自然に聞かれるようになってきました。同時に、これまで関心を示さなかったひらがなにも興味を持ち始めました。」

YPK(AK)にお子さまを通園させる保護者様は、どなたも少なからずお感じになっていることなのではないかと思います。

今後は、この事実に説得力を持たせられるように、うまく実証研究していけたらいいな、と考えています。
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by ysdirector2005 | 2008-02-27 11:52 | ワイズイマージョン研究所

フォニックスについての私見①


「チャンツ」に並んで、ほとんどの英会話スクール、そして、たいていのプリスクールの教育方針やカリキュラムの中でうたい文句になっている「フォニックス」。

もちろん、私が講師をしていた某英語学校でも、フォニックスの指導は必須でした。

当時何も考えずに、当然のように指導してきたフォニックスですが、YPKを立ち上げて以来、日々子どもたちの英語生活を見守る中で、日本におけるフォニックス指導について、あらためて客観的にその意義を捉え直したいと思い始めています。

私は言語学を専門的に勉強してきたわけではないですし、特別なトレーニングを積んできているわけでもないので、なにも大それたことをここで述べるつもりはありません。

時間の許す限り一生懸命勉強して、普段の子どもたちの英語生活から得られる多くの実証を通して、答えを模索していきたいと考えています。

ジーナ先生の Language Arts クラスは、読むことと書くことに重点を置いて、子どもたちの日常(英語生活)そのものである膨大なインプットの整理整頓をし、アウトプットを促す役割をになっております。

先週金曜日のジーナ先生の Language Arts クラスでのことです。この日、先生のクラスには、N.M.ちゃん、A.Sh.ちゃん、A.S.ちゃん、S.S.ちゃん が参加しておりました。

この日彼らは、Book "I can" の学習後、ホワイトボードを使って、writing の練習をしていました。

この時、A.S.ちゃんが突然、でも正確に "note" と書きました。これを見たジーナ先生は、何の気なしに、「"note" の "e" を取ると "not" になるね。」と、言いました。

するとA.S.ちゃんは、先生のこの一言に、「サイレントe」 の何たるかを、電気が走ったようなショックとともに理解したようで、その後何度も自分の手で「e」を隠したり見せたりしながら、"not"、"note" と、口ずさんでいました。

しまいには、お隣のS.S.ちゃんにまでこの感動を伝えています。S.S.ちゃんも、「ふんふん」と聞いていました。

(ちなみに、このときキンダーのN.M.ちゃんはシラッとしていましたが、その後今週になって、おうちでお母さまに「サイレントe」について実に分かりやすく説明をしてくれたらしく、「仕組みがよく分かりました」とお母さまがノートに書いてらしています。)

これらの子どもたちは、文字を読み書きする前に、まず、"not" も "note" も知っており、日常で頻繁に使っておりました。

A.S.ちゃんの、あの「目からウロコ」みたいな表情は、これまで知っていた言葉が、思いも寄らない理屈によって結びついたことに対する「感動」であったのだと思います。

ジーナ先生も、このA.S.ちゃんの様子にとても嬉しそうでした。

私は、このような感動こそが、何より学ぶことの喜びなのだろうと思います。この感動が無ければ、知識はただ与えられるだけのものになってしまいます。

与えられるだけのものを、人は決して有難がらないということは、すでに私たちには周知のことだと思います。
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by ysdirector2005 | 2008-02-15 23:53 | ワイズイマージョン研究所


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