イマージョン教育への挑戦 - ワイズプリスクール



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"Do sharing!!"

タイトルのこの言葉は、レベッカ先生が11月のテーマ絵本 "The Little Red Hen" を読み終えた直後、U.Y.くんが、スックと立ち上がり叫んだ一言です。

お話の中の the little red hen は、とっても働き者。ある日、小麦の種を拾った hen は、早速持ち帰って育てます。

近所に住む goose や cat 、dog は、hen が仕事を頼んでも、ちっとも手伝ってくれません。

しばらくして、収穫した小麦で hen がパンを焼き始めると、そのいい匂いにつられて3匹がやってきます。

ところが、hen は「手伝ってくれなかったのだから、パンは私が一人で食べるわ」と言い、誰にも与えず、一人でパクパクと食べてしまいます。

今回はじめてこのお話を知ったお母さま方の中には、この結末にちょっとドキッとされた方もいらっしゃったようです(もちろん、私自身ドキッとしました)。

働き者の hen には肯定的なイメージを持っていたのに・・・。どうして分け与えないのだろう?

実際、「こんな物語を子どもに読み聞かせて教育上問題ではないのか?」と訴えてらっしゃいました。

確かに、日本人の感覚として(いや、どのお国でも)、食べものを分け与えずに、一人で全部を食べてしまうことをよしとする教育などはあろうはずがありません。

ですから、最初に書きましたU.Y.くんの口から飛び出した "Do sharing!!" の一言は、これまでのお家の方の教育と、U.Y.くん自身の優しさから、自然に表現された言葉なのでしょう。

このお話は、実は、"sharing(分かち合い)" を教えるものではなく、"responsibility" 、もっと子どもに引き寄せて言えば、「お手伝いの大切さ」を教えているのです。

良書、というのは押しなべて、多くの示唆に富んでいるものです。

お話は、hen が一人でムシャムシャ食べてしまうシーンで終わってしまいます。すなわち、作者は、これを読み聞かせている大人に、そこから何を子どもに学ばせるかを託しているわけです。(良書の良書たる所以は、概してこのようなところにあるのだと思います。)

その後、クラスの子どもたちは話し合いをしました。レベッカ先生がU.Y.くんを受けて、(以下英語のやりとりを日本語で書きます)

「henのとった行動はいけないと思う人は?」

すると、約半分の子が手を上げました。先生は続けます。

「sharing はもちろんとても大切なことだけど、他の動物たちはhenが手伝ってほしいと思った時に手伝ってくれたかしら?」

「ううん、手伝ってな~い。」と、子どもたち。

「そうね。パンは食べたいけれど、お手伝いをしないでパンだけ食べるのはどうかしら?」と、レベッカ先生は続けました。「何かいいことのためにはお手伝い(responsibility)をしないといけないわね。」

そこでジーナ先生がホワイトボードを持ってきて、子どもたちに尋ねました。「みんなはお家でどんなお手伝いをしていますか?」

お片付け、お皿洗いなど、子どもたちはお家でやっているお手伝いを次々に教えてくれました。なかには洗車(!?)と言い出す子もいて、ちょっと驚きました。(ホントかな?パパを手伝ったことがあるのかしら?)

「お手伝いの大切さ」を学ぶこともさることながら、このような意見の交換ができる子どもたちの英語力もすごいな、とあらためて思いました。

ちなみに、フォローアップとして、ゆうこ先生が日本語のクラスで「お手伝い」について、別日に再度取り上げ、子どもたちとともに日本語でも確認しています。

12月のコンサートでは、子どもたちはこの "The Little Red Hen" の劇を発表します。保護者の皆さまは、どうぞお楽しみに!!
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by ysdirector2005 | 2007-11-26 01:44 | プリスクール&キンダーガーテン

MPI福島研究会ワークショップ

今日はとても暖かい一日でしたね。先日の雪がパラついた日の寒さがウソのようです。

MPI(松香フォニックス研究所)の26ある研究会の一つ、福島研究会主催のワークショップへ出掛けて参りました。

MPIは、私がずいぶん前に J-SHINE の資格を取ったご縁で、その後も学童ワイズの英会話クラスなどで教材を使わせていただいております。

今回は、ジーナ先生に誘われ、初めて福島研究会のワークショップに参加させていただきました。

ctmを主宰するミセス・ミヤコの絵本メソードについて、講習を受けてまいりました。

京(ミヤコ)先生にお会いするのは初めてでした。とてもエネルギッシュな方で、あっという間の4時間半でした。

Thematic Unit の方法は、YPKでも取り入れている方法論ですが、今回の講習では、この方法をプリスクールのみに留め置くことなく、ワイズの英会話クラスへの転用(応用)について、大きなヒントをいただいたように思います。

また、フォニックスをテキストからではなく、絵本から学んでいくという先生の方法は非常に新鮮でした。

次年度のカリキュラム作りの中で活用していきたいと思います。
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by ysdirector2005 | 2007-11-25 19:09 | プライベート

教材は、シンプルに!


これは、ワイズスクールのスタッフが常に念頭においていることです。

「シンプル」ということは、「安直である」ということや「簡単である」ということと同義語ではなく、私たちは「改良可能な」とか「発展可能な」という意味で使っています。

それらシンプルな教材などを基にして、子どもたち自身が改良を加え、よりオリジナルなものへと変化させることのできる、という意味で「シンプル」なものが必要なのです。

シンプルなものは、子供たちのイマジネーションを豊かにし、創造する力を彼らに与えるだろうと考えています。
 
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by ysdirector2005 | 2007-11-15 17:41 | ビジネス

「いも煮会」 week


毎年恒例となっているいも煮会は、ミニ運動会とあわせて、だいたい10月上旬に郡山自然の家で行ってきました。

しかし、今年のいも煮会は、西田体育館を借りての大運動会があったため、ハロウィンのあとに追いやられることとなり、私の何よりの心配が「お天気(寒さ)」でした。

11月8日(木)、今年で3回目となるYPKいも煮会は、晩秋のすばらしい小春日和の中、とても楽しいひとときとなりました。

いも煮汁作りは、保護者さま方もお手伝いくださり、とっても手早く、そしておいしく出来上がりました。

出来上がりを待つ子どもたちは、先生方とブランケットを使ったアクティビティや Nature Walk を楽しみました。

あっという間にランチタイム。

毎年食べ残してしまってもったいなかったいも煮汁も、今年は見事にほぼ完食でした!

子どもたちも成長して、たくさん食べられるようになったということでしょう。そして、ティム先生やジュリアン先生、A.M.ちゃんのお父さまなど、男の人たちにもがんばって召し上がっていただいたお陰です。

秋晴れの空の下、めいっぱい体を動かしたYPKの子どもたちでした。


そして、同じ週の土曜日、鏡石町のふれあいの森公園にて、学童ワイズがいも煮会を行いました。

土曜日お預かりの学童さんの他、貴重なお休みを、親子でご参加くださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・惜しむらくは、この天気!!

金曜日の夜から崩れ始めた天気は、いっこうに回復する兆しなく、翌土曜日は、朝から雨・・・。

ふれあいの森公園には、人工芝のそりすべり場があり、この場所を選んだのも、このそりすべりで遊びたかったからでした。

ところが、あいにくの雨で、まったく遊べません・・・。しかもとても寒い!!

限られたスペースでしたが、ゆうこ先生と一緒にいくつかのゲームを楽しみ、早めの昼食となりました。

いも煮汁自体は、本当に会心の出来栄えで、何度もおかわりをして、みんながお腹いっぱいになるまでいただきました。

食べている間に、雨が激しく屋根に打ち付けてきました。

大人が片付けをしている間、子どもたちは残り火でマシュマロを焼いて食べました。焦がさないように、クルクルとマシュマロを転がすようにして焼くのがコツです。

墨になっている子もいましたが、次第に上手に焼けるようになり、子どもたちの「別腹」もいっぱいになりました。


どちらもそれぞれにとても楽しいいも煮会となりました。両方を主催した私たちは、まさに「いも煮」week でした。

来年は、両方とも晴れるといいですね。
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by ysdirector2005 | 2007-11-11 12:26 | ビジネス


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