6月1日日曜日、ユースフル郡山で開かれた、福島保育連絡会主催のシンポジウムに参加してきました。
福島保育連絡会は、県内の勉強熱心な保育士の会合で、今回のシンポジウムでは、福島大学の宮川勇雄先生のコーディネートの下、元さめがわこどもセンター所長の青砥ハツ子先生が、同センターが出来るまでの誕生秘話を、ご自身の保育士としての40年の経歴を踏まえながら、お話してくださいました。
この会合に参加するのは、実は2回目でした。1回目は、まだ福島市に住んでいた頃、一人の保護者として参加したことがありました。
2回目の今回は、市からスクール宛に送られてきた資料でシンポジウムの開催を知り、「幼保一元」というテーマは、以前から関心のあったことでしたので、興味をそそられて参加を申し込みました。
会合では、懐かしいさくら保育園の先生方に、実に6年ぶりで再会しました。皆さんお変わりなく、息子たちの名前や年齢も覚えていてくださり、あらためて「保育士ってすごいな・・・」と感激しました。
さくら保育園には、当時本当にお世話になりました。現在の私の「保育」に対する基本的スタンスは、このとき培われたと言っても過言ではありません。そういう意味で、とても感謝しています。
以下は、青砥先生が、先生の40年の保育士人生の中で、常に心のよりどころとされてきたという詩です。とても感慨深かったので、ご紹介します。
「私が先生になったとき」
私が先生になったとき
自分が真理から目をそむけて
子どもたちに本当のことが語れるのか
私が先生になったとき
自分が未来から目をそむけて
子どもたちに明日のことが語れるのか
私が先生になったとき
自分が理想をもたないで
子どもたちにどうして夢が語れるのか
私が先生になったとき
自分に誇りを持たないで
子どもたちにどうして胸をはれといえるのか
私が先生になったとき
自分がスクラムの外にいて
子どもたちに仲よくしろと言えるのか
私が先生になったとき
自分がたたかいから目をそむけて
子どもたちに勇気を出せといえるのか
(作者不詳)